世界のオステ事情


 

オステオパシーはWHO公認の国際的な医療です。

創始者はアメリカのA.T.スティル医師

 

■発祥国アメリカでは

 

全米に約30校あるオステオパシー医科大学で教育された医師(DO) が病院内や診療所で一般医療(レントゲンや血液検査、投薬、外科手術、救急医療)とオステオパシー治療の診療を行っています。

そして、もちろん医師として健康保険診療も認められています。

 

アメリカでオステオパシーの医師になるには一般の医師(MD)と同じで、一般大学4年と医科大学4年の計8年かかります。

国家試験合格後にレジデント(研修医)やフェロー(専門医)があるので一人前の医師になるには、やはり10年以上かかることもあるようです。

卒後は軍医や外科医、総合診療医、救急医になるドクターが多いようです。

 

 

■ヨーロッパやオーストラリアなどの先進国

 

ヨーロッパやオーストラリアなどは5年の専門大学で教育されたオステオパシー理学士(B.O.Sc)または修士(M.O.Sc.)が診療しています。

アメリカとは違い医師ではないので投薬や外科を行うわけでなく、日本と同じで手技のみで治療を行います。

 

 

■では、日本は?

 

日本ではオステオパシーもカイロ同様、法制化されてないので教育基準はなく専門の医療免許もありません。

 

昭和の時代から柔道整復師、鍼灸マ師、理学療法士、医師、歯科医師などの医療資格を取得し基礎医学を履修した後にオステオパシー学校あるいは長年にわたりセミナーをコツコツ受講し習得することが一般的です。

 

 

■オステオパシーの哲学

 

最後に「オステオパシーの哲学」を紹介します

オステオパスはこの哲学を信条に

患者の健康管理を行います。

当院でもこの哲学を信条に治療を行なっております。

 

1. 身体は1つのユニットである

 

2. 身体は自己調節の機序をもつ

 

3. 機能と構造は相互に関連する

 

4. 治療は上記3原則を考慮する

 

 

 

 

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